円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

32、大業を成す人は、

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32、大業を成す人は、

 

 そのような人生を持った「伊能忠敬さん」を例として見てみれば、私の言う人間の

 

「個性」または「個の部分」と、そうでないものとの違いが良く分かるのではないで

 

しょうか。

 

 商家の主としての彼は「社会性」での「忠敬さん」です。もちろん彼による業績の

 

拡大は「個の部分」が持つ家業への一途さが多くの功をもたらしたことは間違いあり

 

ません。ですから、現役時代の彼は商い相手や家族、地域社会との「社会性」が大方

 

を占めていて「個の部分」は従属する形でしたのです。

 

 ですが、その従属しているレベルの「個の部分」でありながらも、伊能家を北総地

 

方の名だたる大店に押し上げた有能さなのですから、隠居後の「忠敬さん」の「個

 

性」を全面的に没頭させての業績も当然のこと偉大なものとなったのですね。

 

 そんなような「忠敬さん」の心の中はどうなっているのか推察しますと、自分の利

 

益を追い求めていたのではないことはよく知られているところです。実子のなかった

 

彼は伊能家の財産を殆どそっくり、伊能家系統の親類筋に譲った(つまり、実家には配

 

慮していないのです)ような実直なお人ですから、日本地図を作り上げてその成果を誇

 

ったり利益を図りたいがために全国を歩き回ったのではないはずなのです。

 

 今日のまとめは、

 

 『「個の部分」に没頭するお人は大業を成します』

 

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