円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

22、「大事」は努力や苦労なしでも成るのです

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22、「大事」は努力や苦労なしでも成るのです

 

 かく言う私も勤務先のゴルフ・コンペで経験しております。110以上/1ラウン

 

ドくらいな腕の我が身の上の出来事でした。パー・フォーでの二打目です。へアウェ

 

ー・ウッドで打ったボールがきれいな弾道を描いた後、コロコロとやや砲台状のグリ

 

ーンに向かって登って行ったのでした。グリーンに上がってみればピン側近くにぴた

 

りと止まっていたのです。

 

 その時の自分は見事なまでに「無心」でした。ただただ、ホール目がけてひた向き

 

に打つのみでしたのです。そんな我が身に、振ったクラブも打ったボールも、そして

 

またそのホールそのものまでもが私と一体になったような不思議な感じがした一打だ

 

ったのです。30年以上も前のことなのに、そしてまた、たった一度のことなのです

 

が今でもその感覚は消えないのでした。もちろん、薄れてはいますが。

 

 つまり、「ビギナーズ・ラック」とは、「ひた向き」に目標を向きながら、しかも

 

「虚心坦懐」な心境になっている時に生じる現象なのですね。

 

 ここにおいて、心情の「ひた向き」さと「虚心坦懐」な精神とは相矛盾することと

 

皆さんが思っておられましょうが、そんな事はないのです。同じような意味合いの

 

「集中」と「リラックス」が私の身の内で手を取り合う状況下で暗記記録が樹立され

 

たことを経験している私には分かるのです。

 

 さて、この辺りなって皆さんが私の言うところの「個性」と呼んでいるものの本質

 

が掴み掛けてきたのではないでしょうか。”厳しい努力や激しい苦心などなくても

 

「大事」を成すことは出来るはずなのだ。そして、その力の源泉は人間の「個の部

 

分」に潜んでいるように思える”と私が考えていることをです。

 

 今日のまとめは、

 

 『「ひた向き」な心情や「虚心坦懐」な精神は人間の「個の部分」から発せられま

 

す』

 

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