8 Dec 2010
20、競争社会でも本来的には「個性」は成長します
さて翻って、スポーツやビジネス世界での競争世界へもそんな”個性的成長論理”
を持ち込んでみたならば、必ずや面白さ楽しさを随伴させた成長路線を進みうるので
はないかと私は推察しています。競争社会であっても「個性」の発揮はできるので
す。
これまでに散々競争はダメだ、イカンのだと言ってはきましたが、論がここまでに
達した時点で人間の本来的な能力開発の方便はあるのだと言い出すことが出来るので
した。
例えば、前回の文で登場していただいた「王貞治さん」の場合もボールの側の方が
「王さん」に協力したゆえのことなのですね。バッティグへの「王さん」の「ひた向
き」な姿がボールのスピードを緩やかに見えるようにしたのです。馬術競技で馬と一
体感を得ている選手が、他の選手には越しにくい障害物もなんてことのない低い壁に
見えてくるようなことと同じなのでした。
今日のまとめは、
『ひた向きさがあれば「個性」は成長するのです』