円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

10、「個性」に根ざす精進の継続性

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10、「個性」に根ざす精進の継続性

 

 そこには苦しみがないからなのですね。何が悪いのだ、どうすれば良いものが出来

 

るのだとて思考し、錯誤し、呻吟(しんぎん)していても苦しくはないのです。他人

 

の誰かとの競争ではないのですからね、呻き唸っていたとしてもより良いものを生み

 

出しうる可能性を楽しむ感覚の方が先立つのですのですから苦しみの伴う呻吟ではな

 

いのです。

 

 何故かと申しますと、これは私たち一人ひとりの「個人」の世界に限定される事柄

 

なので、他人と争い合う要素が微塵もないからです。スポーツやビジネスの世界のよ

 

うに競争による疲弊が人々を襲うなんてことは誰一人にもないのですので、そんな世

 

界で見られる逃避や脱落という現象が現われることはないのです。

 

 これは、私が常々主張している”人間の存在は成長することを基本としているも

 

の”とすることの証明としてこの上ないものではないでしょうか。私たち一人ひとり

 

の人間の中に潜んでいる、より良いものを作り出したい、導き出したいという向上欲

 

がもたらしている現象なのですね。従って、ここには他人との関連性は無いか、あっ

 

ても極めて薄いはずなのです。

 

 つまり、人間の本質は競争しなくても向上するものなのです。いいえ、むしろ競争

 

でない方が遙かに成長する要素が強いのですよ、本来的にはですね。

 

 今日のまとめは、

 

 『人間の本質としては、競争しない方が成長するのです』

 

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