円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

5、学校教育における没個性化

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5、学校教育における没個性化

 

 私の小学生時代から始まって高校生に至るまでの幾度となく行われるテストの問題

 

設定のほとんどが、既に決定されている答えに合致するものを可とするようなものば

 

かりでしたのです(さすがに新しいスタイルを模索した放送大学では傾向がやや変わ

 

って来てはいましたが)。

 

 これを分かりやすく申しますと、設問が「5+5=?」となっているということで

 

す。テストをする側によって既に決定されている答えにたどり着くにはどのような思

 

考の経路を通れば良いのかを問いかけているのですね。従ってこれは学ぶ側に立つ

 

人々たちの思考回路がほとんど同じようになってしまうことを意味しますのです。

 

 求めるのは「解答」のみであって、「答案」ではないのです。おーこの答案はよく

 

的を得ている、なるほど、これも答えとしては妥当だ、うんうん、こんな妙案もあっ

 

たのか、というような反応で迎えられる「返答の案」を要求するような勉学方法には

 

なっていないのですね。これでは個性は育ちませんから、「個性」に根ざす潜在能力

 

も開花しませんのです、絶対に。

 

 潜在能力は「個性」の分野内で息づいているのですからね、それが埋没していたの

 

では、せっかく身の内に備えられている「優性」が朽ち枯れたままの人生で終わって

 

しまうのですよ。ほとんどの人々の一生がです、残念ですが。

 

 今日のまとめは、

 

 『教育そのものが没個性化を担っているのです』

 

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