円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

◎ 『数学編・2』

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◎ 『数学編・2』
 
(3)、「文字を使った式」では、
 
小学校を卒業して間もない子供にとって、「算数」の延長のように思えている「数

 

学」に英語の文字である[a、b]や[x、y、z]が出てくるのは大いに戸惑うもので

 

す。これも数学嫌いになる大きな端緒の一つですね。ですので、先ずは「ア、イ、

 

ウ、エ、オ」に置き換えて見るとより身近に感じられるはずです。

 

 更には、[a]は”阿(a)部さんの財布の中身”であり、[b]は”一台のバ

 

(b)スの乗客数”などと、現時点では数量が分かっていないものを仮に[a]また

 

は[b]とするのだ、という設定も効果を持ちましょう。

 

 また、[2(a+b)=2ab]と間違える子供がよくいるそうですが、このような

 

場合などは、()を列車に、a、bを乗客数の違う車両に置き換えて考えれば、答え

 

は正しく[2a+2b]となるはずです。

 

 そして何より、こうすることによって”文字が数のかわりになる”という感覚がス

 

ムーズに持てるようになります。

 

(4)、「比例、反比例とそのグラフ」では、

 

 ここにおける「比例」、反比例」とのグラフの対比が、幾つか数学上の事柄を表し

 

ているので面白いものです。

 

 先ず、「比例」の表には単純で単調な「算数」と捉えれば、「反比例」はこれから

 

学ぶであろう多岐にわたって複雑化する「数学」を暗示していることになります。

 

 そしてまた、±全方向の座標は(1)で論じた「正、正」と「負、負」とが点対称

 

であり線対称でもある関係に、「負X負=正=正X正」となる類比性が「正X負=負」

 

と直角に相対する形で比べられるので感覚的にもよく分かる材料になるでしょう。

 

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