円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆「校老制度」を提唱します。

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☆「校老制度」を提唱します。

 

 それではどうするかですが、私に『校老制度』という着想があります。”学校の家

 

老”という程度の意味です。

 

 この際の殿様はもちろん子供たちですね。小中学校の教室に定年退職をなさったお

 

年寄りが出入りするのですよ。老人はヒマがあり、知識があり、知恵もあり、お節介

 

であり、そして何より子供たちには優しいのですから、何の見返りも求めることなく

 

奉仕できるのですよ。ですから、それはそれは親身になってやれるのです。

 

 そんな老人たちが、指導要領に沿って授業を進めなければならない先生たちの邪魔

 

にならないようにしながら、戸惑い苦しんでいる子供たちにさりげなく密着して悩み

 

の元に手を伸べ口を添えてやる役目をお年寄りが担ってあげるのですよ。

 

 そんな老人が、地域の小中学校に一人でも二人でも顔を出して日がな一日、困って

 

いる子供を探してウロウロしていたなら、それこそ子供通しのいじめもなくなろうと

 

いうものです。

 

 否、それよりももっと積極的な形がいいですね。子供の方から親しんで問いかけ語

 

りかけて来れるようにしたいのです。そのためには、そんな少人数の特別な存在では

 

なく、各教室に一人は常駐できる状況が欲しいですね。

 

 これについて、ちょっと打ち明けます。

 

 4年も前になりますが、以上のような趣旨の提案を千葉県の「小中学校校長会」に

 

文書で以って提案したことがありました。結果はナシノツブテでしたです。なーに突

 

拍子もないことですから、受け入れがたいのは承知しております。様々な現実的障害

 

が多いことも推察出来ますゆえ、実現は大変難しいことなのですね。極めて残念なこ

 

とではありますが。

 

 ついでに、もう一つお話ししておきましょう。

 

 実は私、三年ほど前に近所の小学校に十日ばかりほど、一つの教室に入り浸ってい

 

たことがありましたのです。その頃は「学校評議員」という校長の諮問機関の一員だ

 

ったので、その立場を利用したのでした。結果は上々でしたですよ、私の身勝手な評

 

価ですが。

 

 だってですね、「学校評議員」なんて一年に2度ばかり校長と学校運営について茶

 

飲み話をするだけの形式的な制度なのですからね。そんな立場の一老人が児童と席を

 

並べて授業を受けるなんて、かつては例のないことなのですよ。ですから傍目(はた

 

め)に見ても結果として子供のためになる何らかの波紋があったはずなのです、絶対

 

に。

 

 ましてや本人の私からみれば、それはもう学校での一般人の活用法としての持論を

 

実践できたのですから、子供たちにとっての実益がたとえ些少だったとしても画期的

 

なことだったはずなのだと確信しているのです。

 

 でもですね、学校としては、たまたま私の申し出を受け入れたい事情があったゆえ

 

でのことなのですから、その事情が解決してしまえば、もう私の存在は学校にとって

 

本来あるべき姿ではないのですので身を引かざるを得ませんのでした。そうして、2

 

年の任期である「学校評議員」の立場がなくなった今は、学校には無縁です。

 

 ですので、明日はまた現実的な話に戻します。

 

 今日のまとめは、

 

 《「校老制度」が実現されると随分と良いのですが》

 

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