円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その92

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☆『小倉百人一首』・その92

 

 85番目は、俊恵法師(しゅんえほうし)さんの作品ですね。

 

 「夜もすがら」は「夜通し、一晩中」です。「閨」は「寝屋、寝室」ですね。そし

 

て「ひま」は「隙、暇、閑」で、隙間のことですよ。決して時間の途切れや仕事のな

 

い間だけをいうのではありませんです。 

 

 この歌は訪れて来なくなった恋人を恨んでいる女性の身になって詠んだものです。

 

 夜もすがら

 

 物思ふころは

 

 明けやらぬ

 

 閨(ねや)のひまさへ

 

 つれなかりけり

 

 解説です。

 

 「一晩中思いわずらっているこの頃はですね、なかなか明けなくって夜の長いこと

 

といったらネーあなた、朝の光さえも差しこんでくれない寝屋の隙間なんかもつれな

 

く感じますのですよ」だから、どうぞお願いおいでくださいな。

 

 順番とイメージです。

 

 ”85=やーこ、宵もシュンえ(しゅんと落胆して) 夜もすがら…”だからね、

 

夜空でほーほーフクロウ鳴くのも侘しかろうと、女性を気遣う法師のあなたは旬です

 

エ!

 

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