円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その81

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☆『小倉百人一首』・その81

 

 74番です。作者は源俊頼朝臣(みなもとのとしよりあそん)さんですね。

 

 「憂かりける」とは「自分に憂く思いをさせている人」ということで、つれない態

 

度の女性を指しているのです。また、「初瀬」とは奈良県桜井市の「初瀬にある長谷

 

寺」のことですね。周りが山々に囲まれている盆地なので「山おろし」が厳しいのだ

 

そうです。

 

 憂(う)かりける

 

 人を初瀬の

 

 山おろしよ

 

 はげしかれとは

 

 祈らぬものを

 

 解説です。

 

 「初瀬の観音様によ、つれないあの子が優しくしてくれるようにと祈ったのによ、

 

ツンケンツンケンって益々きつくなるばかりじゃないかよ。まるでおまえの激しさの

 

ようだね、山おろしよ」

 

 順番とイメージです。

 

 ”74=難よ、年寄り〔俊頼をもじって〕 憂かりける…”きつい山颪(おろし)

 

に憮然とした風情で腕組みしているあなたです。

 

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