円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その59

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☆『小倉百人一首』・その59

 

 52番目です。藤原道信朝臣(ふじわらのみちのぶあそん)さんの作です。前回の

 

ような凝らした技巧はありませんが、それだけに衒(てら)いもない爽やかな歌です

 

ね。このお人も夭逝しています。23歳だったそうですよ。

 

 明けぬれば

 

 暮るるものとは

 

 知りながら

 

 なほ恨めしき

 

 朝ぼらけかな

 

 解説です。

 

 「夜が明ければやがてまた、あなたと逢える夜が来るとは勿論分かってはいるのだ

 

がね、それでもやっぱり分かれなければならないこの夜明けが恨まれるね」と、愛お

 

しい女性への未練心を率直に詠んでいるのです。

 

 順番とイメージです。

 

 ”52=子に、 明けぬれば 道の辺〔道信を意識して〕 暮るる…”としてみま

 

した。歌の言葉の位置順番が違いましたが、ご安心ください。その変化させた分、正

 

しく記憶する意識が働きますから問題はありませんのです。イメージ像はやはり青年

 

貴族のあなたです。爽やかで真面目なお人ですよ。

 

 説明が遅れましたが「子に」とは、あなたの恋人の「…子に」とイメージしてのこ

 

とです。〔少々、苦しいやりかたではありますが〕

 

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