円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その53

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☆『小倉百人一首』・その53
 46番目です。曽禰好忠(そねのよしただ)さんが詠ったものです。

 

 「由良」と言えば紀州の由良港のことですが、丹後の由良川の河口とも言われてい

 

ますね。好忠さんが役人として赴任していたところですので。「門(と)」とは両岸

 

が迫っていて水流が激しくなっているところです。迫門(せと)とも呼ばれています

 

ね。

 

 そんな澪(みお)のきつい所で取り舵をなくしてしまい、只々波に揺られてなす術

 

(すべ)をなくした舟人に自分の恋道を重ね合わせてみせるのです。

 

 由良の門(と)を

 

 渡る舟人

 

 梶(かぢ)を絶え

 

 行方も知らぬ

 

 恋の道かな

 

 解説です。

 

 「紀の国の由良の門、揺らんと梶を失くした舟人を、途方に暮れさす波の間波間

 

よ、我もまた揺らさす暮れさす我が恋の道」ってね。

 

 順番とイメージです。

 

 ”46=四六、時中揺られた舟ぞね(曽禰) 由良の門を…”とて、途方に暮れた

 

舟人のあなた。

 

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