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☆『小倉百人一首』・その47

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☆『小倉百人一首』・その47

 

 40番目です。平兼盛(たいらのかねもり)さんのもので、恋心を詠ったものの秀

 

逸作とされていますね。次の41番目の「恋すてふ…」と並び競われるようになった

 

ものです。男女の間の駆け引きなどではない純粋な恋心を吐露したものでしょう。

 

 心に深く秘めた想いというものは、その深刻さが表情に出てしまって、返って他人

 

に知られてしまうものなのです。

 

 忍ぶれど

 

 色に出(い)でにけり

 

 我が恋は

 

 物や思ふと

 

 人の問ふまで

 

 「他人には知られまいと秘かに募らせてきたこの恋心なのに、どうやら表情には出

 

てしまっているようだ。深く思いつめていることでもあるのかい、と周りの人が聞く

 

のだもの」ということですね。

 

 順番とイメージです。

 

 ”40=知れ、ますね金持ち〔兼盛を連想して〕あなたが 忍ぶれど…”とて、恋

 

心を秘めたあなたの姿なら容易に想定できますでしょう。

 

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