円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その46

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☆『小倉百人一首』・その46

 

 39番です。作者は参議等(さんぎひとし)とされていますが、正確には源等(み

 

なもとのひとし)さんのことですね。参議の地位にあったからそう呼ばれているので

 

した。

 

 「浅茅生の小野の篠原」は「丈の低い茅(ちがや)や篠竹生い茂る原っぱ」という

 

意味合いで、次の「忍ぶれど」を導き出す序文となっています。そうして、それと共

 

にその篠原の荒んだ風景が自分の忍ぶ恋に耐え続けている暗い気持ちをも表している

 

のでしょう。「あまりてなどか」とは、「耐え抜くにはあまりあるのだろうか」と恋

 

しい思いの強さを訴えているのです。

 

 浅茅生(あさぢふ)の

 

 小野の篠原

 

 忍ぶれど

 

 あまりてなどか

 

 人の恋しき

 

 解説です。

 

 「荒れ果てた篠原の〔しの〕という言葉のように忍びに忍んでみたけれど、どうに

 

も忍びきれないものなのか、このあなたへの思いの激しさよ」というほどの恋心。そ

 

うですね、私にもありましたよ若い時分に。

 

 順番とイメージです。

 

 ”39=咲く、さ等しく〔として参議等を導きます〕 浅茅生の…”と、参議員の

 

シノハラさんのあなたが詠うのです。

 

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