円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その41

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☆『小倉百人一首』・その41

 

 34番目です。藤原興風(ふじわらのおきかぜ)さんの作です。

 

 この歌は、歳をとって昔なじみの友人たちとは殆ど死に別れてしまった悲哀を詠ん

 

でいます。

 

 「高砂の松」は有名な兵庫県・高砂市にある「高砂の浦に生える松」を指していっ

 

てます。「♪高砂や~…」のあの松ですよ。「知る人」とは「心を許しあえる友」と

 

いう意味合いで言ってますね。

 

 誰(たれ)をかも

 

 知る人にせむ

 

 高砂の

 

 松も昔の

 

 友ならなくに

 

 解説です。

 

 「もう、皆いなくなってしまった今、一体誰を気楽に話し合える友とした良いのど

 

うか。高砂の松なら同じような老齢だと言ったところで昔っからの友人ではないのだ

 

から話も合うまいしさ」と、老松を引き合いに出して嘆きながらもチョッピリ洒落て

 

みせているのです。

 

 順番とイメージです。

 

 ”34=見よ、起き風〔興風〕よ 誰をかも…”とて、あごひげを蓄え、見事な曲

 

がり杖を持った老齢のあなたがシャベッているのです。もちろん老松にです。

 

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