円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その20

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☆『小倉百人一首』・その20
 13番目です。陽成帝の作です。筑波山は関東の名山で、古来よりの歌枕とされて

 

名高いですよね。この筑波山は二つの嶺を持っており、内陸より見て西側を男体、東

 

側は女体といいます。ですので、「みなの川」は漢字にすれば「男女の川」です。標

 

高は876㍍ですので、歌中の深いよどみを持つほどの川にはなりませんがしかし、

 

そこは実際の見聞の有無を問わない歌心です。野暮はいわないことにしましょうよ。

 

 筑波嶺(ね)の

 

 みねより落つる

 

 みなの川

 

 恋ぞつもりて

 

 淵となりぬる

 

 解説です。

 

 「あづまの国の筑波の山なる峰々よ、二つの嶺からささやかに垂れ落ちる程度の流

 

れだっていつのまにか深い淵を持つではないか。私の恋もそれと同じで心の中に深い

 

淵を作るほどになってしまったよ」

 

 想像図ですが、ヨーヨーゼイゼイとあえぎながら登っていくあなたの傍を男女の川

 

が流れ落ちていくイメージで如何でしょうか。

 

 位置は、記憶カレンダーの2列目の最後入り一つ手前ですよ、いいですね。

 

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