円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その9

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☆『小倉百人一首』・その9

 

 6番目です。大納言大伴家持さんのうたですね。

 

 かささぎの

 

 わたせる橋に

 

 おく霜の

 

 しろきを見れば

 

 夜ぞふけにける

 

 注:カササギ=カラスの仲間だが腹部は白い。

 

 解説です。

 

 「恋しい女のもとへと私が渡るこの橋には霜が降りている。それは夜更けてなお

 

白々としていて、何やら七夕伝説の天の川に架かるカササギの羽で出来た橋を渡って

 

いるような風情だよ。そうか今夜の私は彦星なのだ」、といった感じでしょう。

 

 イメージは容易に沸いてきましょうか。

 

 ご自分の家の近所にある橋で結構なのですよ。いえ、むしろ卑近な例にしておくほ

 

うがよりよく記憶するものなのですからね、家持気分になって隣町に住んでいる素敵

 

な女性と愛を語り合うため人目を避けてコッソリと夜更けの凍てついた道を行くご自

 

分を想定すればよいのです。

 

 なお、この際に相手の住むところをアパートかマンションと設定すれば、”家持”

 

が安直に連想できしょう。

 

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