円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その7

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☆『小倉百人一首』・その7

 

 昨日は書き漏らしましたが、「あしひきの…」の情景を思い浮かべることは出来ま

 

したでしょうか。一人寝の布団を想像してくださればよいのですよ。妙齢な婦人が寝

 

付かれずにいる傍で尾っぽを引きずってウロウロしている大きな鳥を想定するのです

 

ね。この際には、その山鳥が婦人の額の上や布団ぬフンを振り撒いているような図を

 

設定すると尚のことよく記憶しましょう。突拍子もない非日常的な場面にしたほうが

 

脳にはより強い刺激となるものです。

 

 さて、今日は百首の中で特に有名な次の歌です。山部赤人さんの作ですね。

 

 田子の浦に

 

 うち出でてみれば

 

 白妙の

 

 富士の高嶺に

 

 雪は降りつつ

 

 これの万葉集に載っている原歌のほうは、

 

 「田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」とな

 

っていますが、私はこの原歌のほうが好きですね。男性らしい力強さが感じられます

 

からね。何故かっていうと、「…白妙に…」というより「…真白にぞ…」のほうが富

 

士のお山の雄々しさを表現するには合点のいく言の葉なのですね。

 

 では、解説です。

 

 駿河の国の田子の浦に舟で漕ぎ出てみたところ、なんとまー冠雪した富士のお山の

 

素晴らしきことよ。さすがは霊峰だね!

 

 といったところです。

 

 想像する図柄は容易に出ますよね。私なら、島影を出たとたんに目にした真白き富

 

士の嶺、となります。もちろん船頭は自分ですよ。舟の中には数年前に亡くなった友

 

人が一人釣竿を垂らしながら座っています。その脇にはにごり酒が入った一升瓶が置

 

いてあるのでした。

 

 尚、これで4作品を頭に入れたことになりますが、皆さんそれらの順番は未だ出だ

 

しなので分かっておりますよね。でも、その順番の認識もそろそろ怪しくなってくる

 

はずですので7番目まで進んだところで、新たな原口式記憶術を提案しますからご安

 

心願いましょう。

 

 そーそー、今回の「小倉百人一首」の記憶作業は作者も同時に頭に入れることも大

 

事なことでしたね。これまでの4人は端緒のものですし、しかも著名な方々だけでし

 

たので皆さんの大方が記憶に留まりやすかったこととお察しします。

 

 でも、次回の5作目となると記憶できる確立が極端に下がります。ですのでそのた

 

めの施策も講じますゆえ併せて、”乞うご期待”というところです。

 

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