円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『小倉百人一首』・その2

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☆『小倉百人一首』・その2

 

 先日の質問へのお答えはどうだったでしょうか。

 

 私の用意しておいた答えは、「①」でした。

 

 「詩」の中の言葉は、いずれの単語単語もが短いながらも確りとした力を持ってい

 

るので、見る者聞く者に強い印象を与えるものです。これは短歌も俳句ももちろんの

 

ことですから、「てにをは」を付けていようがいまいが、上下に長い文章の形をとら

 

ない分、一字一字の主張する存在感が際立ってくるからなのですね。

 

 {尚、このことは一般的でない私独自の解釈ですゆえ、その点につきご了承願ってお

 

きます}

 

 そんなわけで、今後は「①」の形で提供してまいります。つまり、「短歌」という

 

よりも「定型の詩」と認識して欲しいのです。そのほうが一般的な人々よりも能率よ

 

く記憶することになるはずですので。

 

 さて、「秋の田の…」につき少々、解説しておきましょう。

 

 「稲穂が実ったので刈り入れのための小屋を建てたのはいいが、荒ら過ぎて私の衣

 

が滴り落ちる秋露に濡れているわい」なんていう風な意味合いのものです。番小屋の

 

粗さを嘆いてみせて、その実は田んぼの稔りの良さを際立たせているのですね。

 

 苫=菅や萱のことで、昔はこれで屋根ぶきした粗末な小屋を苫屋と言ったそうで

 

す。唱歌の「我は海の子、白波の…」にも出てきますね。

 

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