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☆『「般若心経」を暗記しましょう・その49』

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☆『「般若心経」を暗記しましょう・その49』

 

 さて、人間の持つ種々の能力を味わい楽しむことが出来るようになるのは、囚われ

 

や執着から解き放たれてからのことです。

 

 つまり、”悟りの初期境地”を経たなら、次には人生上での諸々の事柄を純粋に楽

 

しめるようになるものです。

 

 このような心的状況に至ったならば、辛いことや苦しいことも、それはそれとして

 

受け入れ味わうようになれるのですね。「喜楽」の思いも感じ取れるのと同じに「哀

 

怒」をもやっぱり”感じ取り、味わえる事象”なのですからね。

 

 「酸いも甘いも噛み分ける」ということわざがありますが、そのような人物は”

 

「酸い」、つまり「辛苦」をもさりげなく受け入れられる”ようになるものです。

 

 「辛いこと苦しいこと」をも”生きているから味わい得るもの”と捉え、積極的に

 

受け入れられるなら、それはもう「聖なる人」の範疇(はんちゅう)に入りましょ

 

う。

 

 繰り返しましす。

 

 「色即是空」の境地にあるのであれば「聖人」なのですから悟りの段階も随分と深

 

まっていますでしょう。

 

 がしかし便宜上、”般若心経の前期境地”といたします(もちろん前期境地以上の

 

可能性を含んでもいるのです)。

 

 〔インドの「マハトマ・ガンジーさん」なら、きっとこの心境(勿論それ以上に

 

も)に達していたことでしょう。官憲の鉄砲玉に対して非暴力主義を貫くなんぞは、

 

一般的な人間の憎悪の感情を大きく超越しています。いいえ、それ以上に凄いのは多

 

くの人々をして、その信念に共感させる力を持っていたということなのです。その信

 

念や理念に同調する人々の多いか少ないかは、内容の普遍性と理想度の高さによるの

 

ですからね〕

 

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