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☆『「般若心経」を暗記しましょう・その48』

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☆『「般若心経」を暗記しましょう・その48』

 

 前回に、心象的な「色即是空・空即是色」の形を提示しましたね。その流れでいよ

 

いよ、「般若心経」が意味する深遠な思想の核心へ、と入ってまいりました。仏教の

 

持つ偉大な真髄に触れ始めているのですね。

 

 さて、仏教でいうところの「悟り」とは、執着を去り切ることです。物事に囚われ

 

る感情思考から離れ去って心神が自由になることが望まれるのですね。

 

 巷間(こうかん)で言われるところの「枯淡の境地」に近いものです。

 

 〔ただし、生きている以上、完全に枯れた心情になることはあり得ません。それな

 

りの意欲は保持しているものですし、その意欲の成就も欲しているはずです。言わず

 

もがなのことですが〕

 

 昨日、述べました「色即是空」の心境の直前であるこの状況を”般若心経の初期境

 

地”といたしましょう。

 

 〔例として、江戸期の禅僧「良寛さん」がこのレベル(勿論、実際にはこれ以上だ

 

ったでしょう)の方と観たなら分かりよいでしょう。毎日の食事のための煮炊きの鍋

 

(なべ)を、彼の汚れた手足を洗う道具としても使える境地などは貧しさ故のことで

 

はありませんのです〕

 

 さて、今日の「良寛さん」のように、今後もそれぞれの境地の代表者として私が勝

 

手に考えている著名な人物を挙げてまいりますが、勿論これは私の偏見によるもので

 

すので、一つの洒落として捉えていただければありがたいです(もっとも、私は極め

 

て真面目に提示してはおりますのですが)。

 

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