円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『「般若心経」を暗記しましょう・その43』

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☆『「般若心経」を暗記しましょう・その43』

 

 そこで、私たち人間の存在をこの「永劫」と「刹那」の両極端の視点から観てみま

 

しょう。

 

 今、この地球上に存在する全人類は、その数を67億人とされています。私もその

 

中の一人です。さて、この67億人が生まれる以前には一体どのくらいの人間が生き

 

ていたのでしょうか。また、百年前の地球にはどれだけの人が居たのだろうか。

 

 いいえ、過去だけではありません。未来の百年後や千年後にも無数の人間が生き死

 

にしていくのです、想像だにできない数量になることはいうまでもありませんでしょ

 

う。

 

 これこそ「劫」です、未来の数は「永劫」なのです。そんな過去と未来で生き死に

 

する中の一粒の種である私の存在などは「無」なのです。こんなことを論じても意味

 

のない「無の理」の中の「無」なのですね。

 

 そんな私の人生上の喜怒哀楽など、私以外の人にとっては人類の歴史上の何処から

 

見ても「無」なのです。

 

 更にですね、私が生きて感得した喜怒哀楽なども、私が死んでしまえば未来永劫に

 

「無」なのですよ。もちろん私が生まれる以前でも、それはやっぱり「無」なのでし

 

たしね。

 

 〔この辺まで「無」を論じてみれば、それはむしろ「無」ではなく「空」の文字を

 

当てたほうが妥当なような気がして来ませんでしょうか〕

 

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