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☆『「般若心経」を暗記しましょう・その37』

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☆『「般若心経」を暗記しましょう・その37』

 

 ちなみに、「因縁」という言葉は、このように仏教的観念から生じたものです。

 

 例えば、我が家の庭や山野に育つ草木だって土やら水やら大気やらの様々な「因

 

縁」によって芽生え育っています。

 

 また、私という一人の人間だってそうです。父母の縁、先祖との縁、近隣の人との

 

係わり合いでの縁で私と言う人間的現象があるのです。

 

 このようにして、世の中のあらゆる事象が「因縁」を本質としているのだ、と悟っ

 

てみれば、「物事の本体や実質」と呼び習わされているものは究極のところ「空」な

 

のであり、「無」であると捉えるのが必然的です。

 

 つまりは、先ずありき、なのは「因縁」なのでした。

 

 この世の森羅万象が「因縁」によって生じ、因縁によって滅するのです。変化をし

 

ない「実体」や「実質」、「本質」なんてものはないのです。あらゆる物事は「因

 

縁」によって変化万化するのです。「常なるものはない」のです。諸々の全てが変化

 

するのですね。

 

 つまり、「諸行が無常」なのでした。

 

 〔ですが、だからと言って虚無的にならなければならないことはないのです、絶対

 

に。このことは前にも述べました通りです〕

 

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