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★『「般若心経」を暗記しましょう・その6』

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★『「般若心経」を暗記しましょう・その6』

 

 表題につき、今後は解説を加えずに、ひたすら暗記の方法をのみお教えしていく

 

旨、お伝えしましたが、これもまた読者の方々には不評のようです。

 

 で、解説をまた始めることにします。とともに、今後の小刻みな解説ではこの深遠

 

なお経の真髄は掴み取りがたいと思いますので、先ず以って、一通りの訳文を掲載し

 

ておくことにしましょう。

 

 何せ、中国人や日本人は勿論のこと、その他の国々の人々にも随分と大きな影響を

 

与えたお経ではあり、且つ我が人生への羅針盤ともなった思想ですので、ぜひ皆さん

 

にもこの経文の底知れない知恵を知って欲しくてならないのです。

 

 このお経の凄さは「空(くう)の観想」の提唱にあります。これは、インド人が発

 

見したという「0(ゼロ)の存在」に匹敵する人類歴史上の大事件なのですね。そし

 

てまた、彼の有名な物理学者、アインシュタインさんの「相対性理論」と同等か、或

 

いはそれ以上の価値高さを含んでいるものなのですよ。

 

 何故ならば、人類の宿業を取り去る稀代の技なのだ、と言い切ることが出来るほど

 

のものなのですから、現代ならば、確実にノーベル賞を授かる事件であることは間違

 

いないのです(該当するのは文学賞でしょうか)。

 

 尚、敢えて申しておきますが、”「0(ゼロ)」は数字の否定ではない”よう

 

に、”「空(くう)」は「有」や「存在」の否定ではない”のです。

 

 ここに於いて、更に言及しておかなければならないことは、その底意が〔「全てこ

 

の世は「空」である。その大原則を見据えて「有」を大切にしなさい〕という内容に

 

なっているということです。

 

 〔現世の物事や現象に一々安直に囚われたり執着したりする心を捨て去りなさい。

 

そうなった上で命を大切にする気持ちになりなさいな。人生を味わうのです〕という

 

のがこのお経の真意なのだろうと私は捉えているのです。

 

 繰り返してお伝えしておきますが、「空」は「有」の否定ではないのです。もっと

 

言うなら〔「-」⇔「0」⇔「+」と同じように「無」⇔「空」⇔「有」である〕と

 

いうことなのです。

 

 つまり、この経文に心と魂が触れることによって、〔この世の事象にこだわり囚わ

 

れ執着することを避けえたなら、いわゆる「解脱」ができたことになるのですから、

 

その「解脱」の心身を以ってして改めて、我が生命、我が人生を見つめなさい〕とい

 

うのが真意であり、含意となっているのです。

 

 さて、私の癖でまたまた長くなってしまいましたのでこの辺で前置きを止めましょ

 

う。次回から訳文を掲載します。原口流でありますことをご了承願います。

 

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