28 Oct 2009
☆『願望成就のコツ・その基本2』
「三日坊主」といわれる現象が身近で数多く見受けられます。この言葉のように、
目的を持って行動し始めたのも束の間、直ぐに挫折してしまう原因は「ガンバリ過
ぎ」にあるのです。「よし、やろう」と”意気は上がった”が、いきなりのガンバリ
過ぎで疲労が急速に溜まり”息が上がってしまう”のですよ。これでは続きません。
持っている力を目いっぱいに出そうとしていては疲労が取れないうちに更なる疲労
を積み重ねることになるのですから続きようがないのです。
美味しくて大好きな料理だって、腹一杯に食べた後は、しばらく手を出す気にはな
らないものですが、これと同じことなのです。もし、これを腹八分目で止めておくな
ら、「物足りなさ」が残って明日も食べたくなるものです。そしてまた、その明日も
八分目程度で止めておけば明後日も食べたい思いが募ってきますのです。
やりたい事を持続させる原口方式は、これと同じやり方です。常々、心に満足感が
生じる前で止めるのです。そうすると、物足りなさや渇望感が絶えることがないので
すからね、半年、一年、三年とどこまでも継続するのです。
要は、「顎(あご)が上がり、息が上がる」状態になるまで「ガンバル」ようなこ
とをしなければ”意気が上がる”状態がいつまでも続くのだ、ということです。
〔言わずもがなのことですが、満足が行くまでに堪能した後でも更なる向上が約束
されているものは「愛」のみです。愛は尽くそうとすればするほど底が深まり行くも
のですし、その愛を向けるべき対象も広がっていくものです〕