円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『私たちは、喜びと満足を得るために存在するのです』

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☆『私たちは、喜びと満足を得るために存在するのです』

 

 私たちは病気で苦しむために生まれてきたのではありませんですよね、決して。現

 

在を苦しみの中で生活しておられますあなたでも、このことは認めてくださるはずで

 

す。

 

 人間の生命の本質は、「生まれてきた喜びを感じること」と、「生きている満足が

 

感じられること」と、この二つが主体となっているのです。他は総じて、その飾りつ

 

けや彩りつけに過ぎませんのです。

 

 それならば、なぜに私は苦しいのか、辛いのかとあなたは問います。その問いかけ

 

に答える前に私もあなたに答えを求めましょう。あなたの持つ辛さ、苦しさは一体ど

 

のくらいなものなのでしょうか、どんな程度のものなのでしょう。その度合いをしっ

 

かりと吟味してみてほしいのです。いつも確かな形として把握してほしいのです。

 

 いいえ、「ほら、やっぱり大したことはないだろう、十分に我慢できるはずだ」と

 

は、私は決して言いません。”戦うこと”とともに”我慢すること”も私は勧めませ

 

んのです。

 

 自分の病気の度合いが把握できたのなら、今日は、「その内の少しだけ、この程度

 

ぐらいでいいから今より良い症状になれるよう」として、例えば、いつも楽しさを感

 

じられない食事中に、せめては「一箸つまんだ煮魚の身にもきっと美味さが感じられ

 

るはずだ」と、心を込めて丁寧にゆっくりと口の中で、舌の上で、飲み込んだ喉の奥

 

で味わってみることです。

 

 食事というものは、我が身の明日を養う大事な作業です。極めて日常的な事柄なの

 

ですから、物を食するというそのことだけでも十分に”喜び”と”満足”が得られる

 

ように人間の身体は出来ているのです。必ずそうなるように出来ているはずなので

 

す。病気がその喜びと満足を阻んでいるとしても、百パーセント阻みきることは出来

 

ないのです。

 

 この世における人間の心理に関しては”絶対”はないのですからね。従って、それ

 

は度合いの問題です。少しは美味しさに気付き得るはずです。一旦、それに気づくこ

 

とができたのなら、次には「その美味しさを喜ぶ気持ち」が助長するよう試みていけ

 

ばよいのです。

 

 うつ病さんが持つ武器を一つひとつ機能しないように潰していけばよいのです。道

 

は真っ直ぐであることが見えているのですし、回復への道は進みやすいように整備さ

 

れていましょう。あなたの身体も治癒してほしいのですからね。

 

 人生は、コツコツと一歩一歩を大事に進む山登りと同じです。あらゆる事柄におい

 

て、その一歩一歩が前進する原点となっているのですよ。

 

 食事の原点も、味を噛み締めることにあるのです。

 

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