円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『人生の価値は成功、不成功ではありません。味わい噛み締め得たかどうか、なのです』

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☆『人生の価値は成功、不成功ではありません。味わい噛み締め得たかどうか、なの

 

です』

 

 兎角、人々は人生というものを「成功か、不成功か」とて勝負事のように捉えがち

 

なものですが、それでは、この世で感得しえた森羅万象の妙味に何らの評価も与えな

 

い、ずい分と味気ないものになってしまいます。

 

 ましてや、何処の誰にとっても人生は初めてのはずなのです。二度目の人はいませ

 

んのです。そんなような人生道での歩みを「勝ち負け」のみで色分けしたのでは絶

 

対、無茶にすぎましょう。勝負は経験と訓練を積んだ事柄でもって行なうべきもので

 

すからね。

 

 それで提案するのですが、暫く以前にこの場で書き込んでおいた「味わい得たか、

 

味わい得なかったか」に人生の価値基準を置いたなら結構なものになるのではないか

 

と私は思っているのですが、如何なものでしょうか。

 

 この世に生を受けたあらゆる人間には、それぞれ独自な人生上の機微があるはずで

 

す。その微細な雰囲気のものの中にこそ、味わい深い妙味があるものなのではないで

 

しょうか。その妙味をどれだけ香りよく、渋みよく、苦みよく、甘みよく、等々味わ

 

うことが出来たか否かが肝心なことなのではないか、と思うのです。

 

 この、舌の味覚ならぬ「喜怒、哀楽」を味わいとる心の味覚、即ち”情味覚”(私

 

の造語です)を如何に、どれだけ深く味わい噛み締め得たのか、が大事になるのだろ

 

うと思うのですね。

 

 例えば、友達や隣人たちとのふれあいから得られる友情や人情、例えば近しい人と

 

の愛情、例えば天然自然のわび・さびの風情、例えば学び舎や社会で感じる恩情と温

 

情、更に例えば、情緒、情操、情景、情義、等々。

 

 もちろん、これらのように「情」の字が付かないものも数多くありますよね、心だ

 

けではなく、精神面で感じ取られるものもずい分と多くあるものです。例えば、文学

 

や美学方面の事柄、例えば社会風俗の事柄、例えば、伝統工芸の事柄、等々。

 

 〔ちなみに、処世哲学っぽいものに興味をそそられる私の人生の充実度を図るの

 

は、「淵源、深遠」で表現されるもののようなのです。私たち人間存在の淵源はどこ

 

か、その人間の心理の深淵さはどれほどか、というようなものをどれだけ突き詰め得

 

たか、が我が人生の味わい度合いということになるようです〕

 

 このように折角の人生をじっくり味わえるようにするためには、やっぱり成るべく

 

「怒らず、恨まず、焦らず、腐らず、諦めず」に生きてみることだと思うのです。

 

 そうすることによってこそ、これまでとは違った尚一層の深い生活感を得心しなが

 

ら暮らせる日々が続くのではないだろうかと考えているのです。

 

 さて、前回に引き続いて長々と口幅ったいことを述べてきましたが、このことは、

 

あなたの身体からうつ病さんに出ていってもらうための話し合いにおいても間違いな

 

く言えるのことなのです。

 

 静かに、穏やかに、しかしながら毅然とした姿勢を失わずに対処することです。う

 

つ病さんに対してです。

 

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