円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『うつ病の方と「時」の関係を考察しておきましょう』

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☆『うつ病の方と「時」の関係を考察しておきましょう』

 

 昨日に続けますが、アプローチに関する事柄は、少々お待ち願います。うつ病を患

 

っている方の「時」との関連をもう少し突き詰めておく必要があるように思われるま

 

すゆえです。

 

 うつ病の人というものは、過去の出来事にずい分と強くこだわるので、自分の身

 

が”経眠変化(物理学の方面で用いる経年変化という言葉から着想した私の造語で

 

す)”するのを無意識に妨げているようです。過去へのこだわりが、心の奥底で自然

 

な変化を消し去っているのです。

 

 ですから、うつ病のお人は「時が解決する」という、極々一般的に見られる、忘却

 

のかなたへと”忘れ去る”現象が生じにくいのです。

 

 私たちは、そこにメスを入れていくことにします。解決の糸口がその辺りで仄見え

 

ているようですから。

 

 尚、よい機会ですから、ここにおいて言及しておきましょう。心神にお辛い状況を

 

生じている人々の周囲にいる方々へのアドソバイスとして。

 

 うつ病患者に限らず、お心と精神に理不尽な不都合を生じた方々は「時」が止まり

 

ます。心神を病んだその時点から、新たな自分の経時変化を無意識の内に拒否してい

 

るからです。自分が踏み込んでしまった心神の混濁という迷宮の入り口を見失っては

 

大変な事になる、という意識が心の奥底で働いているようです。ですから、青年期に

 

発病した人が老人となった後でも、そのころのことを実によく覚えているものです。

 

何十年を経過しても、心の中は若者のままなのです。

 

 従って、このような方々を正常化させる手立てには、その止まった「時」がずい分

 

と大事なカギとなるものです。でも、しかしながら残念な事に、ご本人はそのカギを

 

周囲の人々に明確に語りえませんから解決が長引くのです。もちろん自ら話すことが

 

出来るほどなら、心神の混乱は生じませんのですが。

 

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