円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『人間は誰しも周囲の人々の環境である。自分が良い環境なのか、悪い環境のか常に気にかけておきたいもの』

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☆『人間は誰しも周囲の人々の環境である。自分が良い環境なのか、悪い環境のか常

 

に気にかけておきたいもの』

 

 私たちは一人ひとりは本来的には完全に独立した人間性を持った存在です。お互い

 

にその存在を左右しあったり、悪影響を与え合う関係にはありませんのです。

 

 でもですね、然しながら、現実的には大勢の人々が周りの人に影響を与えながら生

 

活しております。例えば、誰かがタバコを吸えば、もらい煙で閉口する人が出てきま

 

す。歌を歌えば快く耳を傾ける人もいましょうが、「うるさいな」と不快に感じる人

 

もきっとおりましょう。

 

 もちろん具体的な行動での影響だけではありません。心が穏やかで思慮の深い人な

 

ら、周囲にも柔和な思いを抱かせますから、良い環境の存在と言えるのです。その一

 

方、粗野な性格のために何かと怒りやすい人物となると、人々の和も乱しがちになる

 

ので当然のことですが環境としては疎まれる存在となってしまいます。

 

 『人間はその及ぼし得る一切の影響を、その人格によって人間に及ぼすものであ

 

る』とはドイツの詩人で、かの有名なゲーテさんの言葉です。

 

 私たちの人格の良し悪しは周囲の人々への環境として直接的に影響を与えることに

 

なります。ですから、性格を整えて情操を豊かにするよう常日頃から心掛けていたい

 

ものです。

 

 と、一般論を述べてはみましたが、家庭でのパートナーや子供への影響には言及し

 

ておかなければなりませんでしょう。接触度が濃密でしかも対相手への支配性が加わ

 

る場合には、しばしば嵐のような状況が日常的に生じる家庭が現出しがちになりま

 

す。家族に心神の激しい疲弊をもたらす事例が枚挙に暇(いとま)がありませんほど

 

です。このようになってしまうと「あなたは悪い環境だ」などとと言っている場合で

 

はなくなってしまいます。悲惨なのですから。

 

 その悪環境の張本人がこのブログを見ているとしたなら、嬉しいことです。読んで

 

しまったこの時点で既に反省の気持ちが生じているはずですからね、幸いです。あり

 

がたいことです。

 

 でも、隣家や近所の家庭がそんな地獄絵をきたしていたとしたならどうしたらよい

 

か、です。

 

 こんな家庭が身近に見られる場合は、その一家を丸ごと、自分自身の存在が環境と

 

して及ぼしうる影響範囲であることを考慮しましょうよ。

 

 いいえ、その家庭の中に無闇に入り込みなさい、と言うのではないのです。いつも

 

穏やかにしてやさしく接していたなら向こうの家庭の方から、助けてほしい旨の信号

 

を発してくるものです。その家庭の誰もが楽になりたいという欲求を陰に陽に表して

 

は助け舟の存在を当てにしてくるのですから、その求めに無理することなく対応して

 

いけばよいのです。

 

 無理はするな!というのが私の生き方の根幹ですので遮二無二、事を急ぐことは勧

 

めません。ご存知のように硬い雪も長い霜も解ける性質を持っているのです、暖かい

 

環境になれば。

 

 天台宗の開祖として有名な、かの最澄さんが言うところの『一隅を照らす』とはこ

 

んなようなことを指しているのですからね。

 

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