円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆『常に聞き辛い忠言を聞き、思い通りに成らぬことを省みる。それが徳を進め、行を修める砥石となる』

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☆『常に聞き辛い忠言を聞き、思い通りに成らぬことを省みる。それが徳を進め、行

 

を修める砥石となる』

 

 これは、中国明代の末に儒学者だった洪自誠という人物が著した処世哲学の書「菜

 

根譚」に載っている言葉です。

 

 自分の持つ性格の汚点や心の瑕疵(かし)を率直に指摘してくれる人の話しには積

 

極的に耳を傾け、望んでいる事柄が期待通りに進まない現状には素直に反省する、そ

 

んなような心構えこそが心身の精進につながるものだ、と言うことですね。

 

 もし、品格を短い間に簡単に身につけるとすれば、この言葉通りにするのが最適な

 

方法なのだろうと私は思います。

 

 自分を敬遠している人や誹謗(ひぼう)している人に、彼等が主張する我が身の不

 

都合点というものを直接に尋ねてみるのが、最も手っ取り早い方法なのです。その言

 

い募る内容に矛盾や誤解があるのなら、丁寧に説明して納得いただけるように意を注

 

げばよいのですし、もし自分が気づかずにいたミスや間違いを指摘されたなら、即座

 

に謝罪して許しを請う姿勢を見せれば済むことですからね。

 

 そんなような行動をとった結果、あなたの心の中に極めて真摯な思いがあることが

 

関係する人々すべてに知らしむることとなるので、その後は誰もがあなたをして真面

 

目な人格者として遇するようになることでしょう。

 

 洪自誠さんには次のような言葉もあります。

 

 『自らを省みるものは、何事に出会っても良薬と成し糧とする』。これは、名言で

 

す。至言と言っても良いでしょう。

 

 一介の人間が到達しうる境地の極点のように私には思えるのです。早くに、こんな

 

ような人物になれたなら人生の味わい方もずい分と深いものになるでしょうからきっ

 

と毎日まいにち何らかの感慨を得られる生活ができるようになることでしょう。

 

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