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☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その24。

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☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その24。

 

・『君子はこれを己に求め小人はこれを人に求む』

 

 ここにおいての”これ”とは、事の原因やその責任を指しています。

 

 人格者というものは何かある度に先ずは自己反省をするものですが、小人は自分を

 

省みることなど殆どせず、直ぐにその原因を他人の所為にするものだ、ということで

 

すね。

 

 例え話として、しばしば持ち出されるのが「足踏み悶着」です。高徳の人は、他人

 

の足を踏んでしまったら、もちろん率直に謝りますし、その逆に踏まれた側の立場に

 

なったとしても、自分の足の置き所が悪かったのだろうとて反省するものです。

 

 それに対して小人というものは始末におえません。被害者、加害者いずれの立場で

 

あっても必ず相手側の非を言い立てるものです。心の中がドロドロとしていて整理整

 

頓がなされていないから、事の善悪の判断が明確に出来ないでいるのですね。従っ

 

て、素直な潔い態度が取れないのです。我が身の姿が傍目(はため)にも醜いことが

 

分からないのです。どうにもいただけません。偶然にも、そんな場面を目撃してしま

 

ったとなると、他人事ではありますが辛いものです。その後の一日が暗澹として重苦

 

しい思いで過ごさなければならなくなってしまいます。人間の持つ業(ごう)の深さ

 

に愕然とした思いが湧いてきて悲しいのですね。

 

 そんなことからも、痛切に思うのです。人間はどんな場合であっても爽やかで潔い

 

出処進退を心掛けていたいものです。

 

原口風君子論

 

 『潔い者、君子なり』

 

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