円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その23。

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☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その23。

 

・『君子は言に訥にして行いに敏ならんと欲す』

 

 君子は言葉を弄するようなことはしないということですね。たとえその発言が訥々

 

としていて「弁舌爽やか」と言うのとはまるで逆であっても一向に気にはしないもの

 

です。接する人によっては、洗練されていない素朴さに魅力の微塵も感じさせない田

 

舎者のように思うかもしれませんが。

 

 でもですね、元々人間の本質は実直性にあるのですから、普段に寝起きする住居で

 

あっても身につける服装であっても、そしてまた意思を伝える言葉であっても飾り立

 

てることの必要性は余りないものです。高徳の人はですから、修飾語や美辞麗句を用

 

いないものです。思っていることを伝えるのには率直に語りかけることが必要でしか

 

も、それで十分なのだと承知しているからなのですね。真摯(しんし)な思いを伝え

 

るには単刀直入な言葉を使うだけで結構だと知っているからなのです。ですから、弁

 

舌の良し悪しを云々することはありません。

 

 その一方での義を見、意気を感じた際の行動の速さには驚かされるものです。ずい

 

分と俊敏なものです。昔から言われている「義を見てせざるは勇なきなり」というこ

 

とを体得しているのですから躊躇(ためら)いがないのですね。このことは「その2

 

1」で述べた他人への目配り気配りを普段から絶やさないからできることなのです。

 

 つまり、一旦、事が生じた際には逡巡しないのです。身を挺(てい)して機敏に動

 

くのです。そのようにしないのを潔しとしないのですね。見事なものです。

 

原口風君子論

 

 『君子は言の鈍を恥じず動の鈍を恥ず』

 

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