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☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その22。

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☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その22。

 

・『君子は義に諭(さと)り小人は利に諭る』

 

 君子は道理を重んじるものだが小人は利益の有無を先ず考えるものです。これは

 

人々が関わる事柄のあらゆるものに言えることのようですね。

 

 大体、世の人々というものは「損得の有無」で物事を判断しがちです。それが自分

 

に得になるなら行動しよう、とするのですね。最初っから損をする事になる、と言う

 

ことが分かっているなら絶対に動こうとはしませんのです。

 

 ですが、徳の高い人は他人に利があるか否かで行動の要否を考えるものです。そう

 

しておいてその反面、自分の利のためには活発な活動はしないのです。金銭欲が少な

 

いのですから当然にそうなるのです。後は只、そこに義があるか否かを問題視するの

 

みです。

 

 要は、欲得に左右されやすいのが小人であるのに対して、義に応じ意気に感じて動

 

こうとするのが君子です。これも前回の『君子は人の美を成す』の一つの形でしょ

 

う。

 

 上述しましたことにつき誤解を招きそうなので、蛇足になるのを承知して付け加え

 

ておきます。

 

 私たち人間は日々の生活上、利益を得るために行動すべきは勿論、当然の事柄で

 

す。ですので私は程度の問題として提起しております。自分の生活に必要な分を確保

 

できたなら、後の活動の内の幾分かを”義”というものに重きを置くことも大事なこ

 

とだ、と述べているのです。私の主張している点については、極めて全うなことと皆

 

さんの賛意を得られるはずです。

 

 要は、人間は衣食住を得るためだけに生きているのではないと言うことですね。生

 

活に必要な最低限の利得のため以外の行動には何を掲げて生きていくのか、と言うこ

 

とです。社会的生活者として何に重点を置いていくかということです。

 

 小人はその人生を単調なものにしがちですが、モノトーンな生き方を脱して様々に

 

彩ることを心掛けていけば良いのではないでしょうか。その彩りのための道具とし

 

て、「その10」で披露した”言霊”等の”禅”や”情”やもちろん今回のテーマで

 

ある”義”を持ち込めば良いのですからね。難しい問題ではありません、簡単な事で

 

す。

 

原口風君子論

 

 『日々に義を標榜するもの君子なり』

 

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