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☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その15。

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☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その15。

 

〔前回は№15とすべきところ№16として一つ飛ばしてしまいました。よって、今

 

回分を№15とします〕

 

・『君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず』

 

 君子というものは、常日頃から周囲の人々や人間社会の調和というものを何ものに

 

も優先して日々の考慮を怠りませんものです。が然し、だからといって安直な同調や

 

無闇な妥協は決してしません。質実を見据えて社会倫理の向上を模索するからなので

 

すね。その反対に、小人や凡人は主体性が無いから直ぐにも賛同し同調するものです

 

が、そのくせ心の中ではなかなか調和をしようとはしませんのです。いわゆる面従腹

 

背の姿勢が世の人の常なのですね。

 

 何故そうなるかと言いますと、凡人の心の中では「我(我欲になりやすいもの)」

 

が蠢いているからなのです。道理や論理よりも「我が立場」が優先するからです。

 

その反対に、君子は他人の立場を先ず考慮します。「吾(”悟り”に通じます)の

 

心」を持っているからなのですね。

 

 この”我”と”吾”の違いについての私の考察を、「吾の心と我の心」という題

 

で、3月7日から14日にかけて書き綴っておりますので参照いただければ嬉しいこ

 

とです。

 

 尚、ついでながら述べておきます。聖人として崇められている彼の聖徳太子さん

 

が、日本の国を平和な社会にしたいものとて制定した「十七条の憲法」の中で、「和

 

を大事にしろ」と言うとともに、「大いに討論せよ」とも言っておられますことは意

 

外と知られていませんのです。ですから、太子の意図した戒めの本質や諭しの真髄を

 

無視して一般の人々は「和」の方だけ適当に持ち出しては”なーなー”とした場にし

 

がちなものなのですね。この二つは本質的に相矛盾するものではないのですが、世人

 

には「我の心」が邪魔をして両立させることが難しいようなのです。

 

 ですから、両方を融合できるお人は君子なのです。

 

原口風君子論

 

 『穏やかに対立できる者は君子なり』

 

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