円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その11。

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☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その11。

 

・『君子は豹変す』

 

 君子は自分の過ちを悟ると直ぐに改めるものであり、その態度の明快な様はまるで

 

黄色と黒の斑点がはっきりしている豹紋のようであるということです。君子を論じた

 

ものの中で、最も有名なものですね。

 

 このことわざ通りのような生活をしていれば飄々とした気楽な人生を送れるだろう

 

と私は思っておりまして、常々そのような姿勢が容易に取れるよう、この場合の”

 

飄々”を”瓢箪果肉”になぞらえて次のような戯れ歌にして心の中に据え置いており

 

ます。なにせダジャレ好きなものですから。「飄々瓢箪ブ-ラブ-ラ、浮世のかーぜ

 

にブラリンコ、お腹のスポンジ身を磨く、心も体も擦りましょ」なんてね。現実には

 

使われなくなってしまいましたが、私の小さい時分までは研磨材として大いに活用さ

 

れていたものです。

 

 さて、その”豹変”ですが、これが容易に出来る人は凄いのです。うじうじダラダ

 

ラとしていたために身の回りがゴチャゴチャして形を成さない、といった期間が全然

 

ないのですから、寄り立つ地盤が固いのです。そのため地歩がしっかりしているの

 

で、間違っていてロスしてしまった分の取り返しが早くなって正しい道筋への進行も

 

スムーズになります。その結果として、手がける物事が生み出す産物も大きなものと

 

なるのです。つまり業績が上がるのですね、高々とした業績を確保できるのです。

 

 ちなみに、ご家庭で、あるいは職場でホンのチョッとした豹変を試みてごらんなさ

 

い。どうするかというと、「やーすまんすまん。それは私のミスだ。迷惑をかけてし

 

まったね。今後はこんなことにならないように十分、気をつけるよ」、と言うので

 

す。そうするとあなたを見る周囲の人々の目も直ぐに変化してきます。雑魚が鯉に変

 

わるようなものですから、それはそれは、なんと潔いお方だ、重みのあるお人だとし

 

て敬愛されるようになりますでしょう。

 

 自身の失敗がなかったなら”豹変”のチャンスは訪れないかというと、そうではな

 

いのです。そんな場合も人々を好意的に驚かせる手段はございます。「あー、それは

 

私の所為ではないようだ。でも、早くに気づいて上げられなかった点においては同罪

 

だね。以後、そうはならないように心掛けるよ」、とです。

 

 たとえ、”豹変”とまではいかなくても、言動が”際立って爽やか”な人物という

 

ものは、好感を持たれますから、どんな場合でも身辺に人々が群がってまいります。

 

協力者が絶えませんでしょう。従って、そんなような御仁というものは何をするにし

 

てもそれなりの確かな成果が出るものです。

 

 尚、このことわざを、「君子と呼ばれる人だって安直に立場を変えるじゃないか、

 

醜い方に。だから自分だって簡単に態度を翻したって許されるべきだ」という風な解

 

釈をしている人々も多いものですが、これはなんとも残念なことです。ことわざとい

 

うものは、しばしば真の意味から外れた扱いを受けるものですが、正しく捉えられて

 

いない人々の不幸は大きいものとなりましょう。

 

 何故なら、折角の訓戒が効果を成さないのですからね、本義通りに理解していたな

 

らその恩恵を受けることが出来たであろう人々の損失は多大になるのです。何しろ、

 

社会全体の精神的レベルアップにとっては瑕疵、瑕瑾となって害を与えることになる

 

のですからね、困ったことです。残念無念、至極なり。

 

原口風君子論

 

 『君子の豹変、飄々なり』

 

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