円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆ 近況報告

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☆ 近況報告

 

 茂原ふるさと活性化協議会の行事でサツマイモの苗を植えました。

 

 メンバーの皆さんは、それぞれ仕事を抱えており作業を行うのは変わりばんこです

 

ので、私の出番が先日ありましたのです。農家の奥さんから苗挿しの注意点を二、三

 

聞いた後は、ひたすらに苗を畝た畑の盛り土に差し込んで行くだけのことですが、こ

 

れがなんとまー楽しいことの始まりとなりました。作業前にはひとかけらも予期せぬ

 

わくわく感だったのですから、人生は分からないものです。五月の初旬に田植えをし

 

たときに下地ができたようです。しばしば行う田の草取りも関係しているのでしょ

 

う。それらの作業で少しずつ醸成されていた思いが、芋苗の植え付けで一気に心の表

 

面に吹き上がってきたのですね、きっと。とにかく農作物の苗への愛着が日を経るご

 

とに、沸々と心の中で湧き立っているのです。

 

 かねてより、年配となり時間に余裕が出来るようになったからとて、借り上げた小

 

さな土地で行う家庭菜園でのささやかな作業に初老の人々が喜々として精を出してい

 

る姿をほほえましく見ていたものでしたが、何故それほどまでに喜び勇んで畑に出る

 

のかをようやっと実感したのです。私も自らやってみることで知った小さな作物苗の

 

生命への愛おしさです。

 

 道端ですれ違う若い母親が抱いている赤ちゃんやその脇で母親にすがり付いている

 

幼児の可愛らしさにツイツイ頬が緩むのと同じなのですね。動物の子も含めて、今後

 

の成長に期待感が持てるものは何であっても良いものです。

 

 と、ここまで思って気づいたのでした。微笑ましいのは、動植物の世界だけに限定

 

されるものではないことにです。先々の成長が望める我等がふるさと活性化の団体へ

 

も期待感を持って愛おしく感じられ出すことにです。この団体も産声を上げて間もな

 

いのです。その成長に積極的に関わっていける、ということの喜びが私の心の中で醸

 

成され始めているのでした。

 

 何の分野のものであっても、始めた事に身が入っていくようになるのは、どうやら

 

自然なことのようです。作物の芽の成長もさることながら、我が身の置き所に喜びを

 

見出すことも人間の営みとしては自然な成り行きなのでしょう。それがいわゆる”の

 

めり込む”現象なのですね。前述した初老のにわか農民の見せる喜悦の表情も、この

 

意味からでのことものあったのでしょう、多分。

 

 人間万歳!です。

 

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