円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その5。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

☆ ”品格”を身に備えるにはどうしたら良いかとお悩みの方へ!その5。

 

・『君子と小人とは、父母に繋(かか)わらず』

 

 立派な人物となるかつまらない人間になるかは、その人自身の精進次第であり、両

 

親の地位や家柄とは関わらないものだということです。

 

 日本という国の国民の中で、高貴な家格とされている源・平・藤・橘の流れを汲む

 

人々がどれだけいることでしょうか。多すぎて、どの位の人数になるかは想像もつき

 

ません。

 

 ですが、それらの人々の全てが立派な品格を有する人物になっているとは到底言え

 

るものではありませんでしょう、当然のことですが。そしてまた、そんな人々のみん

 

なが皆、出自に見合うべき社会的地位(そんなものがあるとするならばですが)に着

 

いているとも考えにくいものです。

 

 つまりは、やはり各々個々人の精進次第に見合った生活状況を作り出してその中で

 

生き続けているのですね。

 

 私にしたって、わが先祖が貴種であろうとそうでなかろうと、私の現在の社会的位

 

置づけや人間性は、原口證という固体の行動にのみ起因した結果であることは間違い

 

ございません。

 

 でもですね、それはそうなのですが人間一人ひとりには、それぞれ累々とした家系

 

を通しての心情的風潮が代々受け継がれていく傾向があるように私は推察しているの

 

です。

 

 私事になってしまいますが、例えば私には仏教的感覚が伝えられています。”仏の

 

道”というものに言い知れぬ共感と郷愁のようなものが感じられてどうにも仕方ない

 

のですね。これは私の子にも受け継がれていくことでしょう。戦国期の武将だった先

 

祖が世の無常をはかなんで出家したそうなのです。

 

 このように子孫へ子孫へと伝えられ残されていく”家風”というものが大事なので

 

す。延々としっかり堅持していくべきものは、家柄や家系などではなく、”家風”で

 

す。”遺風”と言い換えてもよいですね。

 

 要は、大事なのは、他より際立っている家柄や家系などではなく、”家風”である

 

ということです。重きを置くべきは連綿と続きいく”家系の風潮”にあるのです。そ

 

のような”風潮”は代々子孫に一貫した”風情”をかもし出すようにもなるものです

 

ので、人によってはどのような風の下で育ったかが大事になってくるのです。人格形

 

成という意味で時には大きな力を持たせるものなのですからね。現に私の人格構成要

 

素の中枢は仏教的思考そのものなのです。

 

 もしかして、家系や家柄が云々される本当の意味は、これまでに長々と述べてきた

 

事柄が含まれているから大事なのだ、と言うことなのかもしれません。

 

 とにかくです、何代にもわたって顔かたちや骨格が伝わるように、身につけた風情

 

も遺風となって備え続けられていくのです。ちなみに私の家の遺風は上述しましたよ

 

うに仏教的感性ですので、抹香の臭いがする坊さんの風情をきっと私も持っているの

 

でしょう。

 

 そんなわけですので、あなた様のお心の中に、どうしても突き進みたい道筋が見え

 

ているとしたら、きっとご先祖からの遺風が力強く吹いているからなのではないでし

 

ょうか。このことについて一度、真剣に考えてみてください。思いを遂げるための大

 

義名分が確かな形で見えてくる可能性が出てくるからです。その道が、スポーツであ

 

っても、芸術であっても、学問であっても、宗教であっても、はたまた政治の道であ

 

っても然り、です。

 

原口風君子論

 

 『家系を通して吹く風は子孫に風情をかもし出す』

 

 

関連記事

アーカイブ