円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆2、「吾の心と我の心」その6。

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☆2、「吾の心と我の心」その6。

 

 この我心について、なんとも理解しにくいでしょうから分かりやすくするために自

 

然界のものを一つ取り上げて説明を試みてみましょうか。蝶類にその代表となって登

 

場してもらいます。

 

 チョウチョウという昆虫はその羽根にさまざまな文様を持っております。中には随

 

分と美しいものもありますが、いったい彼らは誰に見せようとてあんなに素敵な色模

 

様をしているのでしょうか。自分自身では自分の斑紋を絶対に見れないのにですよ。

 

 でも彼らは知っているのだと思います、自分の文様が周囲からどう見られているか

 

を知っているのだと思うのです。自分を食事の餌食にしようとしている連中の反応か

 

らも感じ取っているのだろうし、同類の蝶々たちにもどのように受け取られているの

 

かは知っているはずです。人間だって、もしも自分の見えない背中が異常な状態をし

 

ていれば周囲の人々の反応からうかがい知ることは出来るのですからね。

 

 とすると、その斑紋が彼らの日々の生活上に大きなウエートを置くことになります

 

ね、それによって鳥たちから追い立てられたり仲間たちからは好まれて言い寄られた

 

りするのですから色模様の良し悪しは大変な関心事です。でもって、自分の斑紋にあ

 

ぁなりたいこうあって欲しいと常に煩悶するのです。斑紋が煩悶の元なのですよ(冗

 

談です)。

 

 個々のチョウチョウは自分の羽の斑紋がどんな文様をしているかは知っているので

 

す。自分で見ることは出来ませんが分かっているのですね。自分の身体にある蝶類界

 

の進化をつかさどる総司令部の出先機関が分かるようにしているのです。

 

 これって、運動家たちの日常に似ていますね。短距離走者だって、サッカー選手だ

 

って今よりもっと良く、もっとよくと自己の能力の向上を望んでいるのですからね、

 

蝶たちと同じなのです。そうしてその我欲がその種族の能力の進化に結びついていく

 

のですものね。

 

 私の言っている我の心とはこの辺のことを指しているのです。

 

今日の一言

 

 我欲だって人類界の進化に貢献しているのです。

 

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