円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆1、「邪念除きのための根源的な四つの概念」その4の①。

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☆1、「邪念除きのための根源的な四つの概念」その4の①。

 

 この世に存在するすべてのものに分け隔てのない心情を持てるようになってくる

 

と、その存在するものすべての一つ一つのありようが愛おしくなってきます。それに

 

命があってもなくても分け隔てはありません。

 

 房総半島の東側を弓状に形作っている九十九里浜にはそれこそ星の数ほどの砂粒が

 

あります。それを手にとって見る私たち人間にとってはどの砂粒であっても一個一個

 

の違いは感じられません。違いを云々する必要性がありませんからなのですね。おそ

 

らくは打ち寄せ続ける波々にしても、それらの砂のどの粒がどのように転がろうが一

 

向に意に介すようなことはありませんのです。

 

 ではありますがですね、もし仮に砂粒自身に命があったなら粒ごと粒ごとに自分の

 

生命への執着を持つようになっているはずです。砂粒自身の存在を唯一無二と捉えて

 

真剣な人生ならぬ”砂生”を営もうとするはずです。

 

 例としたものが砂粒では実感がわきませんのなら沢山たくさん生まれ出るサンゴの

 

赤ちゃんやウナギの子のシラスたちに置き換えて考えてみましょう。彼らの集団を傍

 

から見ている人間には、どの固体を取っても大きな塊と集団の破片にしか思えないも

 

のです。

 

 でもですね、サンゴの子だって、シラスだってそれぞれ一匹一匹ごとの個々体とし

 

て生き抜くための姿は必死です。自分自身を生き抜かせるためにです。

 

今日の一言

 

 集団の中の一個は「1/10…0」ではありますが、しかしその一個ごとそれぞれ

 

が珠玉の固体なのです。

 

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