円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆ 7、暗記よもやま話

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☆ 7、暗記よもやま話

 

 これより、膝を崩して話をさせていただく。気楽なれば弁舌も弾む、というものだ。読者に役立つ事柄ならば尚のこと、である。

 

1)暗記の効能
 “円周率など暗記して何の役にも立たんだろう”と皆がみんな、誰もがたれもが言い立てる。何故に円周率かはここでは省くが、暗記の効能は声を高めて言うことができる。
 世の中、脳トレブームだそうだが暗記に勝るものはない、と断言もしよう。

 

 効能を三つ挙げる。
○、雑念が去る。 何かを思い出そうとする時は誰しも心を静めようとするものだ。
○、呼吸が穏やかになる。 記憶を辿っている間は感情の波は生じない。
○、脳が活性化する。 大脳機能を総動員している。

 

 上の二つは座禅やヨガをやるのと同じであるし、これに脳活が加わるのだから、これは凄いことになる。私の頭は暗誦してない普段でもアルファー波だろうが(睡眠中にしか出ないと言われる)シーター波だろうが出っ放しなのだ、と私の脳波を測った専門化が言ってくれる。
 体は健康だし心は平静だから良いことだらけの日常を齎(もたら)してくれる。勿論のこと、今秋63歳を迎えた現在(‘08年)でも病とは無縁である(これまでのところは、だが)。毎日晩酌も欠かさぬのに、だ。頭脳が冴えてか、冗談や駄ジャレがのべつ口を突くので、周囲の者は辟易しているらしい。

 

 では、自分もやってみようという人には、「新聞の見出し」や「小倉百人一首」から始めるよう勧めている。そうして次には、好む小説の一行一ページ、へと進んでいくのだ。直ぐに効果が現れよう。

 

 尚、蛇足ながら「暗記」の効能には、人々を痴呆症の恐怖から解放させる“智恵録”が潜んでいる、と私は見ている。紙数の都合上、弁証してみせることは叶わぬがコツは必ずあるので筆者に同感くださる方なら容易に見出すことができるだろう。

 

 また、暗記であろうが他の何であろうが、永らく続けられるコツも読者諸氏の便宜に供したいものだが当文の趣旨にそぐわぬ故、これで終わらざるを得ない。少々残念ではある。

 

ここでのポイント

 

 暗記は壮健の元、痴呆でさえも敵ならず。

 

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