円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆ 6、「記憶」の意義

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☆ 6、「記憶」の意義

 

 植物の種は、その一つひとつに種族の特性を記憶させている。動物界も勿論同じで染色体があり遺伝子がある。種の記憶は連綿、脈々として受け継がれて行くのだ。
 人間も然りである。そうしてその種の記憶が個々人の智恵の源として湧き出るのだ。我々一人ひとりの智恵の深さと広がりが人類種の記憶となって息づいて行くのである。極めて微々なるものではあるが然し、確かな記録となって後々の人々に引き継がれて行く。自分が培った記憶能力が人類への“気置く”となり、後世へと確実に伝えられて行くものなのだ。
 敢えて記すがこれは、血累を介して、と言う意味ではない。己が子孫へ、ではないのだ。人間社会への直接的“気置く”なのである。
 更に言うなら、「記憶」能力こそが種の保存と発展に最も貢献するものなのだ。神仏や大いなるものの意志はそこにある。他の機能は追随し得ぬ事柄なのである。
 記憶なくして生命活動は成り立つまい。昨日までの記憶が本日の行動の動機であり、本日の記憶が明日の生き様の根拠となるのである。
 つまり記憶なくして人生は成り立ち得ぬのだ。

 

ここでのポイント

 

 記憶なくして人生はなし。

 

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