円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

閑話休題(ちょっと休憩です)

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《 閑話休題(ちょっと休憩です)

 

 さて今回、開陳している記憶に関する研究論文の中間部分とおぼしきこの時点で再確認しておきたいのですが、初期時に私が強調して述べている、記憶は”気置く”、ということを思い起こして欲しいのです。
 ”気を置く=心が動く=情動=意思=気置く=記憶”ではありますが、この気置くの動きに更に積極性が加わった形となる”意志”を添えたならば”創造”性が芽を出してくるはずなのです。
 前記した〔果たしてそうか〕という疑念・反論や、7)項で伝えた「デフォルメ」など、筆者が1)項以後に記憶のコツとして述べ続けている文章の底流にあるのは”意志”なのです。
 天与の受動的な記憶力が衰え始めてからは”意志”が記憶のキーワードとなるのではないかと私は捉えているのです。この”意志”を使い込む力が増したなら、衰え始めたと思える思考力が特段な飛躍をしたり”創造”性の格別な成長が促されることになるのではないかと確定しつつあるのです。この意志の力が増したならば精神的成長や潜在している能力の顕在化が望まれるはずであるとほぼ確信しているのです。
 若年の頃は受動的な情動での記憶が支配しますが、感受性が衰えてくる二十歳以降には気置きに意志を加味した形で能動性を高めていけば創造的な記憶が出来るようになってくるはずなのです。天与の感受力がなくなる後は意志の力を発揮できるようにすれば良いのだろうということですね。

 

 つまり、本来的には”意志”が人間力の根幹なのです(または”意志力”が人間存在の根幹なのだ、と言い換えるべきかも知れませんが)!

 

 なお、この場合の”意志”の発揮についてですが、その言葉から受けるイメージで読者の皆さんが妙な堅苦しさを抱いたとしたならば私の本意ではないことを敢えてお伝えしておきます。人間本来の能力を発揮するのに難しさ、やり難さが伴うはずがありませんのですからね。要は、この”意志”にも一般的な捉え方とは少々意味合いを異にした原口式が加わるのです。
 このことにつき、今は詳しい説明を避けておきます。本題から大きくそれてしまいますゆえ。ですが、いずれは明確にその辺の事柄を懇ろにお話させていただく所存で居りますので、しばらくの間お待ち願います。

 

追記

 

 この記憶術シリーズにご感想をお寄せくださった『御隠居@横町』さんのお言葉の中に”人間の脳は非常に高度なものである上にエネルギーが一杯でたくさん働きたがっている”というものがございました。
 これは名言です。至言とまで言えようものだと私には思えます。一読しただけでこのお言葉に〔我が意を得たり〕と思ったものでございます。
 そうしてその高能力と高エネルギーを引き出す鍵が”意志”だと私は確信しているのです。
 繰り返し述べておきます。『御隠居@横町』さんの”脳はたくさん働きたがっている”というこのお言葉は、明日をよりよく生きて行こうとしている私たち人間にとっては名言です。この上ない明日への指針となり得るものなのです。希望の言葉なのでした。

 

今日の言葉

 

 人間の脳はたくさん働きたがっている 》

 

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