円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

☆ 競争社会に在っても独自の世界を築いていきましょうよ。

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☆ 競争社会にあっても独自の世界を築いていきましょうよ。

 

 競争することが義務づけされている社会で生きていくのが辛いのは、レベルの差があまりない者同士が勝ち負けを競わなければならないからなのです。ですから、勝ち抜くためには他人に倍する努力が必要になってくるのです。

 

 きつくて辛いのならば、いっそのこと成績の順位が中間ぐらいで良しとしておくのはどうでしょうか。中ぐらいなら大分楽に居られるし社会の暗い闇に落ち込むレベルでもないのですから学生としても社会人としても可もなく不可もない辺りでウロウロしているのも、それはそれで良いものです。

 

 で、楽に過ごしていれば余力が出ますからその分を個性の引き伸ばしに回すのは如何でしょうか。個性の成長に力を入れるようお勧めするのです。他人とは大きく違う能力となるよう特異性を研き育むのです。
 他人が手を出さないようなこと、興味を示さないようなものに目を向けてみてください。
 誰もがやりたがるような事柄では、その事柄なりでの競争がヤッパリ生じますから避けて欲しいのです。いわば大勢の人々が群がり集う都会を離れ、人家もまばらな鄙(ひな)びた草深い田舎に安住の地を求めるようなものです。

 

 例えば私が見つけたのは円周率の翻訳モドキです。数字を日本語に読み替えるという、他の誰もが興味を抱かない世界です。自分だけで創り上げた世界なのですから特異中の特異です。特異の中心部にたった独りで身を置く状況というものは人の数ほどある人生の中でも異例中の異例ではないでしょうか。こういうものには筆舌に尽くしえない快感がございます。表現のしようがありませんのです。数多(あまた)ある既存の言葉でも当てはめられるものがないのです。あえて言うなら”法悦”に近いものなのですが。

 

 そのようなものはそうそう無いだろうと思われましょうから、参考にしていただくべく一冊の本をご案内しましょう。
 【KKベストセラーズ発行、鈴木康成氏編集による『へんな趣味 オール大百科』】です。今年の8月に出版されました。これは面白いですよ、大いに感心させられます。既存の、大勢の人々の手垢のついたような趣味などは一つも入っておりませんから皆さんには活用価値がかなり高いのではないかと思います。一応申しておきますが、恥ずかしながら私も掲載者五十人のうちの一人でした。

 

 なお本来、趣味というものは「おもむきとあじ」に興がそそられるものを言うのです。「やっていて楽しい」だけのものは趣味の範疇には入りません。
 したがってギャンブルは趣味とは言いがたいのです。

 

今日の一言

 

 「おもむき」と「あじ」に心引かれるなら、それこそが本来の趣味なのでした。

 

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