円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

この世の深い闇にはまり込んでしまった方へ

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 この世の深い闇にはまり込んでしまった方へ

 

 人生、お先真っ暗だという状況だったら、よく目を凝らしてシッカリ見詰めるようにとアドバイスされますでしょう。でもそんなことをしても意味がありません。真っ暗だからと目を凝らしたところで物が見え出す何てことはないのです。
 見えないときには、いっそのこと目を閉じてしまってください。最初は不安でしょうが心配は要りません。そうすれば直ぐにでも視覚以外の感覚が働き始めてきますから大丈夫なのです。その後にゆっくりゆっくり丁寧に歩んでいくのです。そうしているうちに必ず道なりに的確に進んでいく知恵が浮かんでまいります。慌てることはないのです。

 

 長野市にある善光寺の胎蔵めぐりは真っ暗な中を進みます。あそこでは目を開いていても何の意味もないのにしかし、皆さんが恐々目を凝らして先を窺(うかが)い知ろうとなさります。その結果、怖い気持ちのまんまで手すりにすがりつき、出口に着いてようやっと安堵の吐息を洩らすのです。でも、もし目を閉じたとしたならばその途端に視神経を省いた他のすべての感覚が鋭敏に働き出すことを実感できるでしょう。そうなれば不安感が遠のいていって、その後に心と精神を占め出すのは原野を徘徊する鳥獣のような感覚です。遠い遠い昔に先祖がえりし出します。

 

 これと同じことなのです。前途に希望が見えなくなったなら、これまでその目標の羅針盤になっていた知識を捨てて、改めて別の視点から探ってみることです。

 

 今日の一言

 

 柄のある物は昼間にのみ用を足します。闇の中では色つき物は意味がない。形あるなら使えるかもね。

 

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