円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

定年退職をお迎えになる方へ 〔後編〕

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 定年退職をお迎えになる方へ 〔後編〕

 

 さて三段目です。このところでは真理の探究を行います。いいえ、探求と言っても大げさなものではありません。テーマは限定されますから、その範囲を”自分で、自分なりに、自分のレベルで丁寧に”進めてくださればそれで良いのです。
 かつてお教えした”あれとこれ”の思索法で自分と人生、人生と生命、生命と人間、人間存在と自分という順に思考、思索を深めていって欲しいのです。その最後の仕上げには、自分とこの世であり、自分と社会です。
 この思索の間にも、一、二段階と同じに、現実社会や実業社会は視野に入れてはなりません。折角、生活ばっかり見つめてきた世界から解放されたのですから具にも付かないと見られることばかりを考えるのです。
 今後、人間としてシッカリ生きていく為にはぜひとも必要な心と精神の立脚点を見つけ出すためのものですから、現実的なあれこれについては考えないようにするのです。

 

 さー心理の探求も終わったとします。 
 早い人ならここまでくるのに多分一、ニヶ月程度しか経ったいないかも知れません。
 そうするとどうでしょう、何やら改めて生命活動への意欲がフツフツと湧き上がってくるはずなのです。新たな人生への意欲が力強く芽生えてくるはずなのです。なぜなら本来的な生命の根源に触れてきたのですから、自分の今後がまだまだ大事な人生に観えてくるはずなのです。
 そうであるなら今後をどうするか、です。自分は何をしたいのか、何ができるのか、何をすべきなのかが必ず観えてくるはずなのです。

 

 明日の一歩がどのような方面に向かっているのかが楽しみのなってきましょう。

 

 その頃には明日への意欲がどんどん湧き上がってきているはずです。新たな出発に心がウズウズし始めているのです。社会への再参加や新たな人生航路への意欲が満ち満ちてくるのです。
 新規に事業を始めようか、本格的に趣味に打ち込みだそうか、社会奉仕にまい進しようか、といずれの方面へ向くにしても志は高いものとなるはずです。

 

 今日の一言

 

 人生業は一生業です。人生業こそ本職なのです。職業という副職を辞めた後にこそ本職に打ち込むべき時なのです。
 ”自分で自分なりに自分のレベルで丁寧に”打ち込むのです。

 

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