円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

自分の人生、失敗だった不幸せだったと思っている方へ

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 自分の人生、失敗だった不幸せだったと思っている方へ

 

 「私の人生、失敗だった。悔やまれる」と、嘆く人は多いものです。多分、世の中のほとんどの方々が自分の人生に不満感を持っておられるのではないでしょうか。

 

 でも、あなたの人生は今回で何度目でしょうか、と問いかけさせていただきます。もし初めてなんだというのなら成功することが稀なのではないでしょうか。誰でもそうですが初めて行う事柄は、それこそ試行錯誤の連続なのですから満足のいく結果を得られる方が珍しいのではないかと思うのです。
 更に、何をもって不成功だったと判定できるのかの疑問が消えません。比較できる前世、前々世がないのですからね(生まれ変わりを信じようにも記憶が残っていないのですから論外です)。

 

 幸せだったか不幸だったかの判定も同じです。初めてですから比較対象がないのです。もしも他人と比較しようとするなら、それはまったく意味をなさないことを伝えておかなければなりません。他人の人生のどこが良くってどこが悪かったかなんて当人意外には感知し得ない事柄なのですから吟味のしようがないのです。

 

 ですから人間の幸・不幸や成功・不成功の判定基準など人類史上で問題にされたことは一度もありませんのです。何をもって幸とするか不幸とするか、また成功と見るか不成功と観るかの討論など世界中のどこでも為されたことはありません。なぜなら、それが個々人の裁量にだけ委(ゆだ)ねられている極めて限定的な事柄だからです。

 

 そんな訳ですから、あなたの人生が幸なのか不幸なのか、生き方が失敗だったのか失敗ではなかったのかの判断は自分自身だけの専断事項ですので、自らわざわざ不幸だった失敗だったと名乗りを挙げる必要はないのです。
 失敗だ、不幸せだと言い募ったって何の得にもなりません。気の毒に、という同情を望むなら理解します。でもそれなら、「私は幸せだった、人生の成功者だ」と言って羨ましがられた方がはるかに良いように思えるのです。どうでしょうか、良い方を選びましょうよ。

 

 この場合、人生という言葉を恋に置き換えることもできますし、あるいはまた自分の置かれた社会的位置づけに置き換えることもできるのではないでしょうか。

 

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