円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

心の病の原因は身近にある

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人生訓
 だれそれの奥さんが心に異状を来たして神経科に入院したって人伝に知らせが入った。気の毒です。恐らくは症状は固定化して長引くでしょうし、悪化する可能性も高い。
 誰かに心理上、不都合な症状が現れたなら多くの場合は身近な人が因となる。上記の場合は夫の性格が禍しています。夫の言動が凶器となって妻の心を突き刺し続けていたのです。穏やかな方なのですが妙に片意地なところがあって、それが妻の心を苛(さいな)むのです。
 彼を知る人々には凶器を持った人物とはどうしても見えぬようです。温厚だから凶器もずい分と鈍いので本人でさえ自分が悪いとは勿論(もちろん)思っていません。でもですね、鈍器中の鈍器でも、同じ所を日常的に当てられ続けていたならヤッパリ傷んでくるのです。切れ味の悪い鋸の方が切断面は惨(むご)いものになるのと同様に、刃先が鈍いものほど傷口は爛(ただ)れます。むしろ、鋭利なカミソリの方が破断傷もくっつき易くて直ぐ癒える。
 従って、傷んだ所に薬を塗っても決して完治はしませんのです。鈍器の持ち主にアプローチしなければ妻の病は癒えぬのです。治療すべきは夫の側なのだから。夫の性癖に着目したなら妻の問題は解決するのです。

 

社会観察
 女性の問題、数限りなし。何とか皆で知恵寄せ合って女性の解放、果たしましょうよ、って少女も老女も集います、女性の困難探ります。でもですね、女ばっかり見つめていては対症療法ばかりになって事の本質、掴(つか)めません、絶対に。例えてみれば河川の氾濫です。氾濫するのは河水だけども氾濫させるのは器(うつわ)である川原です。漣(さざなみ)は水の意志で立っているのではありません、川底の石や岩が立てているのです。このように水ばっかりを見つめても解決策は出てこない。同様に、女性問題はほぼ男の性(さが)に帰結する。男性の側の心理や日常習慣が女性の障(さわ)りになっているのです。つまり、妻の心の病は大方、夫が原因です。従って、病院に入って治療したところで対症療法しか採り得ません。よしんば癒えたと捉えて退院したって元の木阿弥ということになってしまうのです。
 直さねばならぬのは夫の性癖です。また子どもの心に不都合が生じたのなら周囲の大人が起因です。そしてまた、例え子供同士の諍(いさか)いで不登校になったとて乗り越える力を得るのは近くに居る大人の庇護なのです。
 更に例えれば、南極の問題を考察しようとするなら、南極だけ突き詰めてもダメなのです。北極と対比させてはじめて根本的な問題を探り得るのです。
 私の申したいのは、事の本質を知るためには現象が現れているものだけ見続けてもだめで、関連するものにもしっかりと目を向けなさい、ということです。そしてまた、関連するものの側にこそ根源がある場合が多いものなのです。
 現象が現れる近親エリヤにこそ解決のカギがある。

 

今日の一言
 女性問題は男の無理解。女の問題、男の欺瞞(ぎまん)。子どもの問題、親の傲慢。妻の問題、夫の我。母の問題、父の業憑(つ)き。部下の問題、上司の出世欲。男の問題、男の闘争・男の支配欲。人類問題、人類自身・神自身。

 

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