円周率世界記録を達成した原口證が、自らの人生経験から得た教訓やコツについて、書き綴るページです。

《 “心そこに置く”の例を一つ 》

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“心そこに置く”の例を一つ

 

私の目下の趣味は、“遠足”です。

 

一昨昨日も、ほぼ40kmを歩いてまいりました。

 

なるべく多く歩きたいのですが、台風接近に遠出を危ながる妻に配慮しての早帰りでした。

 

暑い日で台風による降雨もある中、傘を差してでも歩きたいものですからね、熱中症と荒天を心配する妻へ小まめにメールしながら歩いてまいりましたのです。

 

  • ※ 叡山の修験者、阿闍梨の真似事をして楽しんでいるのですよ。彼らは毎日欠かさずの30km強歩とそれに加えての様々な難行ですからね、我が身に50kmを課しても及びえぬ遥かに仰ぐ高みではあるのです。ですから、その“超え得ぬ事柄への我が身なりの寄り添い”を出来ることが、嬉しくも楽しいのでした。つまり、苦痛な思いは一切ないということです。

 

  • ※ 市井に埋もれ、一般人の域を出ない修行を旨としている優婆塞(うばそく)の身にとっては、仏教界の偉人たちが為す諸行を日常の生活に取り入れて真似得ることほど嬉しくも有難いことはないのです。

 

 

さて、その道程でのことです。

 

なるべくは車の往来が少ない道を、との思いで鄙びた筋を選んで行きますからね、そんな道々には灌木が多く、たとえば桑の木も何本となく見かけます。

 

で、その桑葉が多様なものですから愉快なのでした。

 

絵描きさん用のパレットもあれば、宮殿の燭台型もありますが、最も多いのは弦楽器型ですね。

 

バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスにと、それはよく似ているのでした。勿論、ウクレレ型もありますよ。

 

彼らの弦は葉脈ですからね、幾本もあるのですから、それは多様な音色がでるのですよ。

 

他樹木に多いハート型やスペード型も当然、ありますね。

 

で、それ等が寄り集まって宮殿での演奏会を始める姿が頭脳に浮かび上がってくるのでした。

 

つまり、例の“空想映画製作”が始まったのですよ。

 

聴衆はハートな淑女方と紳士なスペード君たちで、突起の多い燭台が宮殿の広間を煌々と照らします。

 

演奏が始まりました、曲は私の好きな〖シンシアのワルツ〗、〖マドンナの宝石〗と進むうちに、いつの間にか“蘇鉄のピアノ”と“棕櫚の手風琴”などが参加していて〖即興幻想曲〗、〖真珠採りのタンゴ〗と続きます。

 

かくして私は、歩きながらも暫しの詩情に浸っていたというわけです。

 

これをして、童話ならぬ“老話”と私は言っております。

 

あ、そうですね、言い洩らしてしまいました。

 

これこそ、正しく私が“木の葉に意(おも)いを置いた”が故に生じた“空想あそび”なのですよ。

 

木の葉の形に、私の方から親しみこんでいく意(おも)いが、そんな空想を導き出すようなのでした。

 

敢えて申しておきますが、私の頭脳に異常を来しているわけでは決してありませんからね、その辺のところを呉々も思い違いなさらぬように願います。

 

 

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