22 Aug 2016
《〔意欲〕の引き出し方は?》
先ずは、“自分の氏名を紙に書いてみる”ことを試みて下さいな。
「何だ? 随分と下らないことを言い出したな」とのお声が聞こえそうですが、まー、ここはお任せ願いますね。
で、その際には、次のような条件を付けておきましょう。
- 用紙は、A5版かA4版の大きな物。
- 紙の広さいっぱいに大きく書く。
- 1分以上を費やして〔丁寧〕に。
以上です。
さて、その結果は、ほぼ推定できるので述べておきますね。
書いた後は、必ず「不満だな、もっと、上手に書けるはずなのに」とて“〔物足りない〕思い”が生じているはずですよ。
つまり、それは正しく“〔意欲〕が出た”ということになってまいりましょう。「もっと、良いものを」という向上欲が芽生えたことを意味しますからね。
では、結論に入ります。
〖〔丁寧〕な行為は、〔意欲〕を育む〗ということですよ。
なお、【魚心あれば水心】は、相手が物であっても成り立つものと私は認識しております。
誰もが人間間の事を表したコトワザだと思い込んでいましょうけれども、ですね。
つまり、「書く文字」に〔魚心〕で以って「きれいに書かせてくれればありがたい」との思いを丁寧に持ち込めば、文字の側からも「ここの部分に、もっと気を込めて欲しいですね」との返事を返してくれるというわけですね。
ちなみに、〔趣味〕が容易に永続するのは、その対象となる事柄に丁寧な思いで接するようになるからなのだろう、と私は推定しておりますよ。
〔趣味〕なのですからね、相手を好きなのですから、それは丁寧に扱うわけですよ。
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