25 May 2018
⦅【随所に主たれ】の深奥!⦆
仏教禅の言葉に次のようなものがあります。
【随所に主となれば立処みな真なり】
「何時でも何処でも主体的に思考し行動するなら、その全てが真実となる」との解釈により人生哲学の一つとして一般的にも有名でありましょう。
さて、これを愚生の“能力向上策”に採り入れると俄然、都合の良い意味合いを有するように成るのでした。
それにより頭脳が急激にイキイキ、ハツラツとし出すのですよ。
何時でも、何処でも、如何様なものにでも“”確かな我が想い“”を注ぎ込めば、頭脳が活性的に成るという訳でした。(*)
たとえ、日常的な〔トイレ行き〕や〔歯磨き〕であっても、“今、生きてコレを行っている”“今日も、生きてコレコレを行うぞ”との想いを込めれば頭脳は活き活きとするのですね。
一般的には皆さん、自動的に働く〔感受力〕が消えてしまい“惰性的で漫然とした日常生活”に陥ってしまっておりましょう。
それ故、記憶力も思考力も稼働しない日々に成っているのではありませんか。
ですので、常日頃から〖随所の主〗との発想を持っているよう、おススメする次第なのでした。
思考し情趣を醸しだせば、“”生きて此処に在る成果としての真の実(つまり真実)“”が収穫されるという訳なのですね。
- * つまり、分かり易く言えば“意(おも)いを注ぎ込む”という事です。然しながら、〔注意力〕との言葉を使ったのでは危険回避程度の極めて狭い意味合いに捉えられかねないので、敢えて持って回った表現をしております。
- * 要するに、全ての物事に能動的な姿勢を保持して対処するという事です。それが時には“自発的、積極的に何らの行動も起こさない”という場面も有りましょう。
暗記力向上研究会
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