11 Sep 2018
⦅“偏見”を排除する策の具体例!⦆
昨日の答えは“”だが“”、でした。ですが、勿論“”でも“”も結構でしょう。
要は反論、反転を促して論の広がりや深まりを更に追究するよう導く言葉であれば可なのですね。
それを具体的に使った愚生の例を下記しましょう。
例えば、普段は何気なく使っている【目】や【男の子】、【膝】等の言葉を挙げてみます。
これに“”だが“”を持ち込むと、次のような思考の展開になって来るのでした。
「今の郷里では、【め】や【おとこのこ】、【ひざ】と言っているだろう」 ⇒ 「“”だが“”、昔の東北語(ズーズー弁)では、【目;まなぐ】、【男の子;やろっこ】、【膝;“”☆ ~ ☆“”】と語り習わしていたし、もちろん他所地の方言も多様に有ったはずだ」 ⇒ 「“”だが“”、それでは会話が通じ合わないので〔共通語〕が制定されたのだね」 ⇒ 「それがいつの間にか〔標準語〕という位置づけに成ってしまい、絶対化してしまったのだ」 ⇒ 「“”だが“”理に適っていない絶対化は、差別や偏見を生むことになろう」 ⇒ 「現に、常用外として排除されている言葉も多い」 ⇒ 「使われなくなった言葉は必ず消える」 ⇒ 「“”だが“”言葉 = 文化だから少数民族の風情がなくなっていくようなものだね、惜しまれよう」
という具合に知識・認識の片寄りを取り除いて、物事の本質を把握できるように成るという訳でした。
ちなみに、昭和30年頃に録音された青森県に住む古老たちの会話が殆ど理解できなかったものですよ。
愚生が想うに、衣食住の次に重要だった事は言葉の問題だったのかも知れませんね。
この話は存外に蘊蓄があるので明日に続けましょう、ご期待願って置きます。
さーて、今日の問題は全くの遊びです。【膝;☆☆ゃ☆☆】の平仮名4つに何が入るか想像してみて下さいな。
暗記力向上研究会
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